粒子がいっぱいあつまったとき運動方程式を足すとどうなるの?

こんにちは、“物理は暗記ではない”をモットーに書いています、しょーまです!!

 

前回は質点をいっぱい集めて、粒子がいっぱい詰まったときのn番目の運動方程式について考えました。

 

n番目の運動方程式はどのように表されるか覚えていますか?

 

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とあらわせましたね!

 

これを今回はn=1〜Nまで足していきましょう。

 

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と表せます。

 

ここで作用反作用の法則により、

 

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であるため、

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となります。

 

よって、n=1〜Nまで足した運動方程式は、

 

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となります。

 

ここで

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とすると(これは後々学習しますが重心を表します)

 

加速度aは位置rを二回微分したものだから

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したがって、

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よってn=1〜Nまで足した運動方程式

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となります。

 

次回はなぜこのような変形を行ったか説明します。